本日は会社の方は休みなのですが
ローターアクト所属の知り合いから
パソコン修理依頼の電話が掛かってきました。
なんでも、
パソコンの電源は入るのだけど、Windowsが起動しない、助けて！
との事。
確かにそのあたりまでいってしまうと一般の使用者の方々には
パニックになるのも分かります。
いまいち状況が把握できなかったので、落ち着いていただいて
今出ている画面の文字を読んでもらいました。
すると
NTLDR is Missingという文字が出ている。
画面は青色じゃなくて、黒との事。
色々調べてみると
これの原因はCドライブへの負荷が大きくなりすぎたなどの色々な
原因があり、私も特定は出来ませんが、症状は分かりました。
このエラーはC：￥の中にあります
｢boot.ini｣
｢NTDETECT.COM｣
｢ntldr｣
｢bootfont.bin｣
この四つのうち、いずれかのファイル又は
すべてが壊れたか、消えてしまった事によって起こるエラーの一部のようです。
よって通常は回復コンソールというものを使って修正するのですが、これが問題で…
というのも、私は自作パソコンを使用しておりまして
OSと、最低限度しか自作パソコンというものには入っておりません。
ので、OSはOSのCDがあり、オフィス（エクセルとかですね）はオフィスのソフトがあり
再インストール作業をするとなると
すべてのソフトを順番に自分の責任で入れていかねばなりません。
逆にOSだけ入れるとかできるので便利ですが
メーカー製となると、リカバリーCDを使用するので
（最近はリカバリーをハードディスクの中に既に確保してあるPCも有りますね）
丸ごときれいサッパリ消えて、OSも再インストールされて、家計簿などのソフトも
自動でインストールされる言わば買ったときに戻る場合が多いのです。
つまりメーカー製はOSソフトについている機能だけを使用することは困難で
基本的には、壊れたらリカバリーが基本原則です。
バックアップを取れない環境であれば、想いでも何もかもぱぁ！
という事になります。
普段のバックアップと外付けハードディスクの威力。
お分かりいただけますでしょうか？
（私のように別PCがあってそれにUSBなどで引っ付けて写真などを
別PCに吸出しすることで一時的にデータの保護は可能です）
自作パソコンはただ安いだけではありません。
メーカー保障の分の金額が無い為安いです。
つまり自分で作るのですべての責任を取らないといけませんが、
自分で何でもできると言う言い方に変えることも出来ます。
（例を挙げますとパーツの相性が悪いと起動すらしない可能性だって有ります）
もちろんメーカー製にも利点は十分にありますよ！！
まず、専門知識は要りません。
壊れたら、メーカーが修理してくれるからです。
自作と逆ですね！
色んな機能もついています。DVD編集だとか、家計簿だとか
エクセルワードもついていますね。
自作にはそんな物は一切ついておりませんWindowsのみです。
家計簿が欲しいなら、家計簿ソフトの購入が要ります。
エクセルワードが欲しいなら、オフィスパーソナルなどのソフトが要ります。
しかし、私はパソコンでDVDを楽しみたいんだ！
という人が居た場合、家計簿なんて要りませんが
DVDを見るのに適したパソコンのスペックがないと出来ませんよね。
例えば映像がきれいに出るように、例えば音がきれいに出るように…
画面は２４インチワイドでとか…
そういったグラフィックボードやサウンドカードといいますが
そこにお金をつぎ込む事が出来る！
言い換えれば万人に使いやすいのはメーカー製ですが
自分の目的に対して色々組み合わせできるのが自作の強みです。
そして、グラフィックが古くなったり、壊れてもメーカー製は一括修理で
1週間とか掛かったり、PCはお預けしないといけなかったり、買い替えになったりしますが
自作はそのグラフィックを新しいものに取り替えるだけですので自宅で簡単に出来ます
そこも自作ゆえの利点ですが、やはり相性などありますので
自己責任は前提ですね
メーカー製にしても、自作にしても電源が入らなければただの鉄の箱ですので
弁当箱にも薬入れの箱にもなりません
普段からのメンテナンス、お手入れ（埃とかたまっていませんか？ケースの排気口に）
キーボードの清掃、マウスの清掃。
ハードディスクのエラーチェックや最適化
使いっぱなしではパソコンも可愛そうです。
人間と一緒！
定期診断をしてあげましょう。
結局今回はメーカー製でしたので回復コンソールは使用せず
私のパソコンからコピーさせる形で荒業ですが治療しました結果
ちゃんと起動しました。
が、やはり荒業ですので、動いている今のうちに写真や思い出の品々は外付けハードディスクを
購入なさるなりしてバックアップを取っていただくという事で修理は無事（？）
終わりました。2時間程度でしょうか？
やはり、助かったよー！
っていわれたときの笑顔には何物にも変えれない嬉しさがありますね
これからも、誰かのために役立てるよう日々精進して行こうと想ったホーリーでした。
～今日の一言～
自分を信頼した者がそこにいるとしたら、不幸にさせたくないよね
From 哀川 翔
