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11日早朝に静岡県で最大震度6弱の揺れを観測した地震は、
想定されている東海地震とは別の地震で
プレート内部の断層によるものと判定された。
しかし震源は東海地震の想定震源域内で、専門家は
「今回の地震が東海地震の引き金になる可能性もある」と警戒を呼びかけている。
想定される東海地震は、駿河湾海底のプレート境界で発生。
海側のフィリピン海プレート(岩板)が陸のプレートの下に沈み込むことで起こる
巨大地震で、マグニチュード8程度と予想されている。
一方気象庁などによると、今回の地震は発生のメカニズムが異なり、
フィリピン海プレート内部で発生した断層型地震。
規模はかなり小さく、エネルギーは東海地震の100分の1程度とされる。
溝上恵・東京大名誉教授は「今回の地震は昭和49年の
伊豆半島沖地震に似ており、フィリピン海プレート上面で起きた
断層型の地震だろう。
直接的に東海地震の前兆となる地震ではないが、間接的な引き金となることも
念頭に置いておくべきだ。
東海地震につながる恐れがないか、今後の余震と地殻変動に
注意していく必要がある」と話す。
昭和19年に起こったプレート境界型の東南海地震(M7・9)では、
発生数日前に静岡県掛川市で地盤の隆起が観測されたと指摘するのは、
河田恵昭・関西大環境都市工学部教授。
「(同じプレート境界型の)東海地震はいつ起きてもおかしくなく、
こうした地盤変化の観測を強化するなど、
今回の地震が引き金になる可能性も考えた態勢を取る必要がある
」と警告したうえで、台風9号の影響で強い雨の降った地域もあり、
「地盤がゆるみ、余震で土砂崩れが起きやすくなっている。
防災の備えをしっかりしないといけない」と注意を呼びかけた。
また今回の地震に伴う余震について、山岡耕春・名古屋大教授は
「しばらく様子を見ないと予測できないが、通常の例だと震度5弱から
5強くらいの余震が発生しうる。
1週間から1カ月くらい注意が必要だ」と話している。